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Nikon F100 with Ai AF Nikkor 20mm F2.8D

「F5 ジュニア」というニックネームからも分かる通り、このカメラは Nikon F5 の小型版として開発されました。単なる小型版としてだけでなく、後発の利点を生かして F5 の操作性を向上させています。特にファインダー内 AF エリアインジケーターが赤色にスーパーインポーズされる機能が追加されていたり、F5 では小さく押しにくかった各種ボタンを大型化して操作性が向上しています。

操作性は Nikon F5 より上

ボディーはマグネシウムカバーとアルミダイキャストの骨格が採用され、堅牢性はニコンならでは。塗装はマットブラックの縮緬塗装で、Canon New F-1 のようにツヤ消しです(F5 はツヤ有り)。工作精度、質感などニコンの高級機ならではですが、裏蓋がプラスチック製なのは本当に残念です。その他細かい部分を F5 を比較すると「価格相応」と言う感じがしますが、これは致し方ありません。ニコンのフラッグシップ(いわゆる F 一桁シリーズ)は F5 に限らず厳選された素材で造られており、やはり「その他」のニコンとは全くの別物であると F100 を触ってから改めて知りました。しかしそれより、F5 とほぼ同等の性能が欲しいがあの重さには閉口する、と言うユーザーにはピッタリのカメラです。

Nikon F100
Nikon F5

Nikon F5 のフィルムレールは太くしっかりしている

性能的には測光系から RGB を割愛し、モータードライブがスペックダウンされている他は F5 とほぼ同等です。ただ F5 を比較してしまうとどうしても「ノロマ」と言うか、巻き上げ速度の違いやミラーアップ時のブラックアウトの長さなどが多少気になってしまいます。

それでもできあがってきた写真は F5 と比較して遜色無く、その機動力を最大限に引き出せば F5 では撮れない写真が撮れるかも知れません。ニコンシステムを揃える上で、Nikon F5 と Nikon F100 は欠かすことができない機材だと思います。