1959 年に発売され一世を風靡した一眼レフカメラ。その後の写真を永遠に変えてしまった名機です。当時はライカやコンタックスなど西ドイツのカメラが主流でしたが、Nikon F によって日本の技術力が世界に示されたのでした。
Nikon F は 1970 年代まで製造販売されたロングセラーです。その為、様々なバリエーションが存在します。私も何台か持っていますが、全て後期のもので「アポロ型」と呼ばれています。これらは Nikon F2 と様々なパーツを共有しているタイプで、最も完成度が高いものです。ただ、コレクションとしてはやはり初期型の方が価値があるようです。
Nikon F の特徴は、何と言ってもその汎用性にあります。ありとあらゆる使い方を想定して、アクセサリが用意されています。今日ではコレクターを喜ばせる反面、そのバリエーションの多さからコレクター泣かせでもあります。
視野率 100% の交換式ファインダーやスクリーン、品質や耐久性など、その妥協のない設計思想や数々の伝説が、時を超え愛され続ける理由です。今後このような「英雄的」カメラは出るんでしょうかねぇ?期待したいところですが…(笑)