1950 年代のレンジファインダーを代表する Leica M3。レンジファインダーカメラを代表する、と言っても過言ではありません。写真の M3 はマクロファインダー(いわゆるメガネ)を付けたものです。いかにも「カメラ」というスタイリングは、カメラデザインの中で最高傑作だと思います。しかしライカは若者が持っていても全く似合わないんですね。やはり50歳を過ぎないとサマにならないカメラだと思います。従って、半世紀以上生きてから首からぶら下げる事にします(笑)。
最新のカメラ機材が揃っている現状では、Leica M3 はもうほとんど飾り物です。いくら当時世界最高であったとしても、白黒の時代のレンズが現代のカラー写真にベストマッチとは言えません。しかし、モノクロ写真を撮るには良いと思います。ライカのレンズのグラデーション豊かな描写は、モノクロ写真でその真価を発揮します。
それにいかにも職人さんが手作りで一台一台造ったというぬくもりが伝わってくるのがたまりませんね。これは最近の工場で機械によって組み立てられる無味乾燥なカメラとは違い、一種の工芸品のようです。カメラ自体がアートです。こんなカメラ、もう登場しないでしょうね。