Macintosh Quadra 700
1991 年に発売された、ブッチギリのマッキントッシュ。その名も「Macintosh Quadra
700」。「Quadra」とは「4」と言う意味ですが、これは CPU にモトローラの 68040 を採用した事に由来しています。Quadra
以前は 68030 という CPU を採用していましたが、Quadra で 68040 を採用した事により、最高 3 倍以上のパフォーマンスアップを実現しました。これはマッキントッシュ史上最大のパフォーマンスアップで、当時のマックユーザーの憧れの的でした。値段も
$7,000 以上したのを覚えています。
筐体のデザインは、IIcx/IIci とほぼ同一のものですが、縦位置を基本とし若干デザインに手が加えられています。実はこのマシンをピークに、アップルはデザイン的にも商業的にも下降線をたどり暗黒の時代へと突入してしまうのです。そう、あの iMac がこの世に出るまでは。
3年後にアップルは PowerPC 610 を搭載したマシンを出すのですが、この Quadra 700 にも PDS スロットに挿す PowerPC カードが用意されました。一時期所有していたのですが、当時 PowerPC に対応したソフトの数が少なく、すぐに手放してしまったのを覚えています。現在の 700 には Sonnet という会社の 68040 50mhz アクセラレータを挿しています。これによって純正の状態のほぼ2倍の処理速度アップを実現しています。このアクセラレータは 25mhz 68040 を外し、そのソケットに取り付けるタイプで、非常に簡単に取り付ける事ができます。
・・・

50mhz 68040 Sonnet Accelerator
50mhz 68040 と言うのは、実はアップルの言い方なので、「一般的な」言い方をすれば
100mhz 68040 です。OS は System 7.1 を使っていますので、Photoshop 2.01 などはストレスなく動作します。やはり古いマシンは最新の
OS を入れてノロノロ使うよりも、当時のままの状態で「速さ」を体感するのが正しい使い方ですよね。